Ruby(Ruby on Rails)は2013年頃からスタートアップ を中心に採用する企業が増えてきた人気の言語です。現在、ある程度スピード感をもって新規Webサービスを立ち上げるならRubyかPHPが真っ先に候補に上がります。
その為、Ruby(Ruby on Rails)は需要が高く学べるプログラミングスクールもたくさん存在します。
選択肢がたくさんあるのは喜ばしい事なのですが、ありすぎても迷ってしまいますよね。
この記事はどのRuby(Ruby on Rails)プログラミングスクールを選べば良いのか迷っている方に向けておすすめのスクールを紹介します。
まず最初に結論を書いておきます。
- 安定の最大手スクールでオンラインでRubyを学びたい → TechAcademy
- オンラインで最新の独自システムを通して確かなスキルを身に付けたい → RUNTEQ
- 転職がゴール。スクールではオリジナルアプリを開発したい → DIVE INTO CODE
- 転職がゴール。スクールでチーム開発を経験したい → DMM WEBCAMP
- 質の高い講師にマンツーマンで教えてもらいたい → Code Camp
私もRuby(Ruby on Rails)で開発を行った経験がありますが、他の言語に比べて直感的に短く書けるのでプログラミングをしていて非常に楽しいです。
また、比較的自由に書ける言語なので他の言語に比べて取っ付きやすいのですが、そのぶん基礎をしっかり覚えておかないと後でクセを修正するのが大変です。
その為、確かな技術を基礎からキチンと学べるプログラミングスクールを選ぶ事が重要です。
もしあなたが学ぶべき言語がRuby(Ruby on Rails)かどうか確証を持てないのであれば、【言語別】現役エンジニアが選ぶ、あなたが通うべきおすすめプログラミングスクールの記事にて、フローチャートをご用意していますので、そちらでチェックしてみてください。
この記事では、Ruby(Ruby on Rails)の特徴と学ぶのにおすすめなプログラミングスクールを5つご紹介していきます。
Rubyとは
まずはRubyとはどんな言語なのかを見ていきましょう。Rubyの特徴は下記2点です。
- 比較的習得が簡単である
他の言語に比べて習得が簡単である理由は二つあります。
一つはプログラミングの文法が短い事。もう一つはRubyの生みの親は日本人のMatzこと「まつもと ゆきひろ」氏である為、感覚的に理解しやすい事です。実際私もPythonやJAVAの学習には挫折したがRubyは物に出来たという例を何度も見てきました。
- Web開発に向いていて需要が高い
冒頭でも説明しましたが2013年頃からスタートアップを中心にRuby(Ruby on Rails)を採用する企業が増えています。Web開発にも向いているので需要が高く、リモートワークがしやすいのも特徴です。
Ruby on Railsとは
Ruby on RailsはWebアプリケーションを作成するためのフレームワークです。
Webアプリを作成するのに必要な機能が部品のように出来ているのでそれらを組み合わせて高速にWebアプリの開発を進める事が出来ます。
例えば車を組み立てる時に次のどちらの方が早く完成するでしょうか?
- 全ての部品がバラバラの状態から組み立てスタートする
- タイヤやエンジンなどの部品が既に出来ている状態から組み立てスタートする
当然2の方が早いですよね。
このようにWeb開発に使える部品の集まりをフレームワークといい、Rubyで使えるフレームワークがRuby on Railsです。
近年Rubyの需要が増えているというのも、ほとんどはこのRuby on Railsの事を指しています。
Ruby(Ruby on Rails)で作れるもの
Ruby(Ruby on Rails)はWebアプリの開発が得意なのでSNSやショッピングサイト、ポータルサイトなどの開発に適しています。
有名なWebサービスとしては下記の実績があります。
- 食べログ
- クックパッド
- クラウドワークス
- freee
これらの他に最近では機械学習も可能になってきてはいますが、あくまでWebアプリケーションの開発がメインとなります。
このようなメジャーなサービスに使用されている事もRubyが採用される一因となっており、就職時にもRubyエンジニアが重宝される理由でもあります。
Rubyエンジニアの平均年収
Rubyエンジニアの年収は平均300万〜700万がボリュームゾーンです。
indeedで「Ruy エンジニア」で調べてみると下記の通りでした。
年収 | 件数 |
---|---|
300万円〜 | 4073 |
400万円〜 | 3543 |
500万円〜 | 2668 |
600万円〜 | 1594 |
700万円〜 | 697 |
案件数はJAVAやPHPなど他の言語の方が多いのですが、それでもこれだけの件数があれば就職には十分です。
またフリーランスとしても案件を取得しやすいというメリットもあり、年収ランキングにおいても7位と高順位となっています。
https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html
Webアプリ開発の言語としては1位のGoと3位のPythonに次いでRubyは3位となり非常に人気のある順位が高いと言えます。
Ruby(Ruby on Rails)が学べるおすすめスクール5選
ここまでRuby(Ruby on Rails)の特徴、メリット・デメリットを説明してきましたが、いよいよRuby(Ruby on Rails)を学ぶのにおすすめのスクールを紹介します。
1. TechAcademy
TechAcademyは完全オンラインで学べるスクールです。
Ruby(Ruby on Railss)以外にもJAVAコース、iPhoneアプリコース、Unityコース、AIやブロックチェーンなど非常に幅広いコースを開設しているプログラミングスクール界の中でも大規模なスクールです。
公式HPに記載があった特徴をまとめました。
- プログラミングやアプリ開発を学べるオンラインスクール。
- 現役のプロのサポートと独自の学習システムで短期間で成長いただけます
- オンライン完結
- パーソナルメンター制度
- 転職サポートあり
パーソナルメンター制度があるのは安心して学習に集中できそうですね。
では評判を見ていきましょう。
TechAcademyのポジティブな評判
まだまだ応用が効かないとの事ですが、注目すべきはカリキュラムの内容です。現役エンジニアの目線からも「ツイッタークローン作成」というカリキュラムは現場で役立つ知識が身に付くので非常に有効だと思います。
こちらは着実にスキルを身に付けています。発言がエンジニア然としているのが分かります。
アフィリエイターに騙されないように、という警鐘を鳴らしておられます。
こちらはPHPのカリキュラムですが途中で作成したWebアプリを公開してくれています。プログラミングの基本となる動作を網羅していて、HEROKUという環境で公開しています。
Webサービスを公開するスキルも非常に重要なのでこの辺りをしっかり学べるのはポイントが高いです。
質問への回答スピードが早かったという評価です。学習の流れを切らずに集中出来る環境は重要ですよね。
TechAcademyに通って就職できたというコメントです。
侍エンジニア塾と比較しての話のようです。スクール業界の人の中でも一定の評価がある事が分かります。
TechAcademyのネガティブな評判
事前に予習してから入学するとスムーズに進むというレビューです。
ある程度進めたけど実力が付いた実感が湧かないというコメントです。
TechAcademyの総評
受講者からもスクール業界の方からも好意的なコメントがあり多方面から見ても良いスクールである事が伺えます。
ネガティブな評価もほとんど無いのでTechAcademyに関わった事で嫌な思いをした人は少ないようです。
完全オンラインで実際に就職できたというコメントもある事から、非常に優良なスクールだと思います。

2. RUNTEQ
RUNTEQは2019年8月にスタートした比較的新しい完全オンラインのプログラミングスクールです。
スクール業界の中では後発ではありますが「企業選考カリキュラム」や「自動コードレビュー」といった独自のシステムがあり、それらを完全オンラインで利用して学習を進める事ができます。
以下に公式HPに記載があったポイントをまとめました。
- 完全オンラインスクール
- 企業が未経験に求める実務レベルを学習カリキュラムとして学べる
- 実務に限りなく近い課題で自走力が身に付く
- 現役エンジニアに質問や面談が可能
- いつでもどこでも受講可能
- 自動コードレビュー
- 転職希望コースなら無料で選考に挑戦できる
次にネット上での評判を見ていきましょう。
RUNTEQのポジティブな評判
これからエンジニアを目指す方々にRUNTEQをオススメするコメントです。
現場で求められるスキルが身に付くというスクール側が力を入れているポイントがしっかりと受講生にも伝わっている事が分かります。
実際に受講生の話を聞いた上でRUNTEQを選ぶというコメントです。
RUNTEQの運営者の方の発信内容が素晴らしいとのコメントです。
RUNTEQのネガティブな評判
SNSやブログも含めサーチしましたがネガティブな評判は見つかりませんでした。
RUNTEQの総評
スクール側の「現場で役立つスキルが身に付く」という狙いがしっかり達成されている事が口コミから分かり、実際に私もカリキュラムを見ましたが現役エンジニアの目線で見ても「これをやってしっかり理解すれば確実に現場でやっていけるな」と思いました。
また「自動コードレビュー」「企業選考カリキュラム」など他には無い独自のシステムはスクールの運営側がプログラムを学び、就職していく上で何が必要か?を真摯に考えた結果生まれたものだと思います。
これらの点から見てRUNTEQは確かなスキルが身に付く非常に良いスクールだと思います。

3. DIVE INTO CODE
DIVE INTO CODEは基本的には通学型(一部オンラインもあり)のプログラミングスクールでしたが2020年5月現在、すべてのコースをオンラインで実施しています。
公式HPから特徴をピックアップしました。
- 実際の企業が新人研修に使用している教材を使用
- チーム開発を経験できる
- オリジナルのアプリケーション開発を行う
- 就職が目的とした「Webエンジニアコース 就職達成プログラム」
では次に口コミを見ていきましょう。
DIVE INTO CODEのポジティブな評判
受講生からコメントです。どんな点が神だったのかも知りたい所ではありますが直球の良い評価ですね。
実際にDIVE INTO CODEでプログラミングを学んでキャリアをスタートした方のコメントです。卒業生から良いコメントが付くのはスクールとしての信頼度もアップですね。
卒業生の方は仕事力が高いという評価です。カリキュラムが実際のIT企業の新人研修プログラムとなっている効果が出ているようです。
通学型のスクールとしておすすめ、というコメントです。
オリジナルWebアプリとして筋トレ管理アプリを作成しているとのことです。具体例が見えるとイメージが湧いてきますね。
DIVE INTO CODEのネガティブな評判
いろいろと調査しましたがDIVE INTO CODEのネガティブな評判は見つける事が出来ませんでした。
DIVE INTO CODEの総評
卒業生や採用企業からポジティブな評価が多く寄せられており、スクール規模としても決して小さくないのにネガティブな評価がないのは凄いですね。チーム開発も経験できて良い雰囲気学びたい方におすすめなスクールと言えます。

4. DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPはもともと通学型のプログラミングスクールでしたが2020年5月現在、全コースでオンラインに対応しています。
特徴としては転職に強い点です。転職できなかった場合には全額返金というのもスクール側の自信の現れだと思います。
- 全コースオンライン対応
- 最短3か月間でエンジニアとして転職することができる
- 転職成功率98%
- 95%が未経験
- 質問し放題の学習環境(質問対応時間には制限があります)
- エンジニア転職のプロによるキャリアサポート
- 転職できなかった場合は全額返金(※当社規定の条件を満たす必要があります)
- 2015年より転職保証型プログラミングスクールとして、累計3000名以上の卒業生を輩出
それでは評判を見ていきましょう。
DMM WEBCAMPのポジティブな評判
満足いく転職が出来たというコメントです。
こちらも無事に転職できたというコメントです。
制作物がアップされています。実際に私も触って見たのですがここまで開発が出来れば十分実践で戦力になるレベルで、ここまでのWebサービスの開発スキルが身に付くというに正直驚いたレベルです。
実践的な学習が出来るという評価です。
オンラインへの移行も上手くいっているようです。
DMM WEBCAMPのネガティブな評判
ネガティブな評判としてはブログで下記のようなものがありました。
– メンターがPCで作業をしていて質問しにくい時があった。
– メンターのレベルがバラバラでスキルが高い人気の講師に質問が集まることがあった。
引用元:DMM WEBCAMPの評判・口コミは最悪?実際にメンターで働いていた私が真相を解説!
https://wals.biz/dmmwebcamp/#i
DMM WEBCAMPの総評
従来は通学型スクールでしたが、オンライン対応を行い運営としても上手く回っており、元々の強みである就職に強いというポイントも相まって非常におすすめのスクールとなっています。
https://web-camp.io/online_learning

5. Code Camp
Code Campはオンライン型のプログラミングスクールです。
マンツーマン指導してもらえるのは魅力的ですね。
また、実績を数値として公開している点も具体的なイメージが出来るのでありがたいですね。
公式HPに記載があったポイントを下記にまとめました。
- オンライン型プログラミングスクール
- あなたに合わせたマンツーマン指導
- 満足度96.6% ※:2020年03月現在
- 受講者数30,000名突破 ※:2020年03月現在
- 導入企業300社突破 ※:2019年08月現在
- 学習後のキャリア実現を支援
では、評判を見ていきましょう。
Code Campのポジティブな評判
カリキュラムが分かりやすい事は重要なポイントですね。
年数で一概には言えませんが5年以上の実務経験というのは良いメンターですね。
良いモチベーションで取り組めている事が伺えるコメントです。
こちらはRubyではありませんが制作物をアップしてくれています。写真のスライダーやPC・スマホのどちらにも対応したWebサイトになっている事が分かります。
Code Campのネガティブな評判
こちらの企業への就職にCode Campが関わっていたかは不明ですが、就職先や就職先を紹介してくれるスクールは良く選ばないと困った事になるので、良く吟味して判断しましょう。
また、下記のようなデメリットもあるようです。
– 質問する際に、レッスンを予約し、受けなければならない
引用元:Code Camp(コードキャンプ)のコース、メリット・デメリット、料金体系を徹底解説【評判も紹介】
– 専属の講師は付かない、毎回講師を選べなければならない
– 返金保証、転職保証がない
– 一時休会できない
– 教室がない
https://nearprog.com/code-camp/
Code Campの総評
オンライン型なので時間や場所の制約がありませんし、質の高い講師にマンツーマンで教えてもらえるのは非常にポイントが高く、おすすめのスクールです。

Ruby(Ruby on Rails)を学びたい全ての方へ
Ruby(Ruby on Rails)が学べるおすすめのプログラミングスクールを5つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
通うスクールを間違えると思うようにスキルが身につかなかったり、就職できても満足いく生活が送れない場合もあるので慎重に選びたいですよね。
そのようなミスマッチを減らすためにも気になったスクールはどんどん無料体験していく事をおすすめします。
この記事が少しでもスクール選びの助けになれば幸いです。
また随時、情報を更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。